河内徒然記

ベトナム、ハノイという街に住んでいます。

潮時

実は、今年の3月に初めて母親がハノイに遊びにきました。ただしカンボジアのアンコールワットとベトナムのハロン湾がメインのツアー旅行。。。結局会えたのはカンボジアからハノイ入りした夜の夕食と、翌日ハロン湾からハノイに戻ってきた夜の夕食。夕食後は空港へ直行して日本へ帰国という超ハードスケジュール。

しかも、上司に「母親が初めて遊びにくるんです」と話すと「お母さんと話がしたい、夕食招待するから」と一言。。。なんとか同行する添乗員さんに話を付けて、ハロン湾からハノイに戻る最終日に3人で食事をすることに。

当日なんとか無事に母をピックアップ、この2人、何を言い出すんだよとドギマギしながら食事をした訳です。

そこで終盤に母が残した言葉「潮時だよ〜」

   そろそろこの先考えたら

それから毎日のように事務所内で上司に「潮時だぞ〜」と言われております。

まあ、私自身長い事ベトナムなんかに住んでいるので、いつも周りの方には心配して頂いているのですが(独り身ですし)こればっかりはしょうがないよねと思うばかり。。。自分でもこんなに長くこの地で生活をするとは思っても見なかったし。

たまたま事務所に出張してたM君(日本語ペラのフィンランド人)に、英語で潮時ってなんて言うんだろうねなんて話をしていたら「Chance」とか「Opportunity」との答え。なんだか超ポジティブ。日本語で「潮時」なんて言うと、そろそろ引き際な感じもしますが、英語だと「好機」なんですね。

とまあ、前置きが長くなりましたが、お母さん、あなたの残した言葉はハノイの某事務所内で息づいているのですが、私の中では「チャンス」として勝手に変換されております。

なんて、いつもいつも心配ばかりかけてごめんね。今度ゆっくりどこかへ行きましょう。

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このベトナム航空のお姉さん(板)の後ろに母たちグループが。。帰るとなると準備が手早い。。